オリンピックで思い出す卓球部あるある、「サー!」的なこと言ってました。

今でこそ懐かしい卓球部の思い出

このブログを読んでいて、部活で卓球していたことを思い出しました。 http://www.nubatamanon.com/entry/2016/08/11/103838

小学6年のときに、中学校の部活の顧問の人が小学生向けに教える機会を設けてたことがきっかけだったのを覚えています。 ちなみに、中学、高校で本格的に卓球をやりはじめ、最高順位は団体で県大会優勝、地方大会(八地方区分)出場、個人では県大会ベスト16ぐらい(覚えてない)だったと思います。

今では社会人なので、本格的な卓球はしていませんが、会社に卓球台があるので、昼休みや17時ぐらいに職場の同僚と卓球したりすることがあります。 会社の人とやっていて感じていることは、手軽にできるスポーツだからこそ本格的な知識などは、あまり常識になってないんだなと思っていたので、あるあるネタとして残したいと思います。

部活編

「サー!」って言ったりしてた?

この質問は卓球部だった人が社会人になって、何度も質問されるワードだと思います。 ちなみに言ってましたが、今考えると不思議な慣習です。

「サー!」とか「ヨー! 」とか「っしゃー!」とか言ったりしますが、これは「点数が入ってやったー!」「よっしゃー!」とかそういう意味合いだと思っています。あとは単純に声を出すと気合がノッたり、やる気が出たりするので、試合中の正念場や自分の攻撃がうまく決まった時は言ったりすることが多いです。

ちなみに、素人の方がネタで「さー!」とか言って福原愛選手の真似をするのは、割とイラっとします。

卓球部だったということで、なぜか見下されがち

これは完全に稲中卓球部の影響だと思うんですが「卓球部でした」というと何故か「走るのが遅い」「スポーツが不得意」的な印象を持つ人がおおいです。

そういう人もいましたが、結構運動能力高い人も卓球やっているし、強い人ほど運動能力高くないと勝てなくなるので、そういった意味では見た目の動作に反して、求められる運動量がおおいです(プレイスタイルにもよりますが)

カーテンを閉めて、エアコンも使えないので、とにかく暑い

ご存知だと思いますが、卓球の球はものすごく軽いので、ちょっとの風で起動がホイホイ変わるので、エアコンや扇風機などを使えません。

あと、窓から入ってくる光も眩しいので、カーテンは基本締め切って練習することになります。 (もちろん窓も開けれません)

なので、夏はひたすら暑く、練習着がすぐ汗でびちゃびちゃになります。タオルもフェイスタオルの大きさではすぐ役立たずになるので、もう少し大きめのタオルを使うのが割と一般的でした。

そういえば、中学生の時、女子高校生と練習試合する機会があり、女子高校生のユニホームが汗ですごい透けまくっていたので、ブラが丸見えだったというのはいい思い出です。

ボールはグレードが分かれていて、試合で使う専用のボールと練習用のボールが分かれている

強い部活やチームになるにつれて、練習で使用するボールの数も多くなるので、練習で使用するボールはかなりの数になります。なのでボールは基本箱買いします。

ただ、このボールは一番グレードが低いボールで、値段も安いです。 練習中や球拾いの時に、転がっているボールを踏んでしまうということはどうしても起こるので、割と消耗品感覚で使うことがおおいです。

一方、試合で使用するボールがグレードが高く、お値段もその分高くなっています。 このボールは、ボールに星が3つ描いてあることから「スリースター」と呼ばれていることが多いです。 試合形式の練習、練習試合、大会などで使用されるので、試合の時に使用する専用のボールみたいな感じですね。

初心者は「マークV(ファイブ)から」

とくに決まっているワケではないんですが、はじめて間もないころは「マークV(ファイブ)」というラバーを使うことが多いです。

自分の部活だけかなと思ったら、他のチームもそんな感じでした。結構あるあるです。

道具のバリエーションがとにかく多い

卓球で使用する道具といえば「ラケット」と「ラバー」ですが、これのバリエーションがものすごく多いです。 まず、ラケットの種類が大きく3つ、ラバーが3つあるんですが、それぞれがそれぞれで色々な種類のタイプが存在しているので、1社から何十種類ものラケットやラバーを販売しています。

そんなに他のスポーツに詳しくないですが、こんなに道具の種類が豊富なのも卓球ぐらいじゃないかなと思っています。

最初はワケ分かりませんが、それぞれに戦術のコンセプトなどあるので、気が付いたらだいたい把握していました。 「ラバーどれ使ってる?」と聞いて、どんな感じのプレイスタイルなのかわかるのも、あるあるだと思います。

試合編

試合が始まる前の練習台確保が一番難しい

大きな大会で専用のスタッフがいたりするしっかりした場合は、試合前に決められた台で練習するんですが、だいたいの場合はそんな準備されてなく、試合前に並べてある台のどれかで練習する感じです。

この台の確保が難しく、参加者が多くなればなるほど会場がごった返しになるので、なかなか台を使わせてもらえません。

大抵の場合はフォア面、バック面どちらかの台の半分を使って開会式まで練習できるんですが、すでに練習している人がいる場合がほとんどなので、「練習入れてもらっていいですが」的なことをいって、順番ずつ回していく感じになります。

たまに声をかけても無視する人もいるので、なかなか練習に入れてもらえない場合は結構心折れそうになります。

試合は1日で決勝戦まで行うので、汗びしょびしょ

サッカーや野球と違って1日1試合とかではないので、結構な試合量を1日でこなすので、汗びっちょびちょになります。 なので着替え用のユニホームを3着ぐらいもってないとやってられません。 個人戦が一番決勝までの試合数が多くなりますが、1日で10試合以上行うことも割とあります。 試合開始が朝の9時ぐらいだったとしても、決勝が終わったことには夜になってるということがよくありますね。

ちなみに団体戦やダブルスも同じ大会である場合は、前後の日に行ったりします。

タオルを使えるタイミングが決まっているので、台で手を拭く

卓球の試合ルールでタオルを使用できるタイミングは今っていて、ゲームの開始から6ポイントごと(得点の合計が6の倍数の時)にしか使えません。

試合中結構汗だくになるので、ユニホームが濡れまくって、汗を拭けなくなってします。 なので、オリンピックで卓球選手が台のネット際で手を拭く(撫でる)謎行為が結構目立ちますが、あれば手についた汗をとっているんですよ。

自分の試合が始まる前までにラバーを貼り直す

今はルールが厳しくなってできないかもしれないですが、試合前にラバーを貼り直すことは結構ありました。

これは、グルー(チャック)と呼ばれる接着剤的なものがラバーのテンションを上げるので、張った直後の方が球離れが速く、打ったボールスピードが速くなるためです。

シンナーが含まれているものも多かったので、締め切った室内では使用しないように注意が必要でした。 結構試合前に使用していたので、卓球部ではおなじみの風景だったような気がします。

そういえばシンナーが含まれるグルー禁止になった時に、それを変別するための謎装置が設置されました。

試合に勝ったら点数表持って運営席へ、負けたらその台の審判

専用のスタッフがいる場合は別ですが、だいたいの場合は試合に勝ったら点数表を持って、運営席へ報告、負けたら次の試合の審判という感じで試合が回っていきます。

選手が審判も行うのって結構珍しいので、他のスポーツにはなかなかないかもしれないですね。 これ嘘の内容を報告してもバレないんじゃないの?とかは毎回思ってました。

おわりに

振り返ってみると、自分では当たり前であるあるだったことだけど、意外と知られていないってこといっぱいありますよね。

みなさんもそういうのあると思うので、ぜひブログにでも書いてみるといいかもしれませんね。