ほんやか日常系癒し魔法漫画、「ふらいんぐうぃっち」がなんだか和む

ふらいんぐうぃっち(1) (週刊少年マガジンコミックス)

田舎の風景とおっとりした登場人物たちでなんだか和む

2016年春アニメで放送されて話題になりましたが、この漫画のいいところは「魔法を使うことが日常にならない」という部分かもしれないです。

主人公の女の子は魔女なんですが、あまり魔法らしい魔法は使わずに、普通の学生生活を送っていることが多く、1話まるまる魔法要素がないストーリーも結構あったりします。

この主人公だいぶうっかりさんなのか、普通は自分が魔女でいることを秘密にしなくてはいけないことを、うっかり友達に話してしまったり、かけようとした魔法と反対の効果がでる魔法をかけてしまったりと、なかなかアホの子なんです。(「えー大丈夫ですよー」とかなんとか)

こんな感じでゆっくり、まったりストーリーが進んでいくので、魔法を扱う漫画にありがちな「バトル要素」からは程遠い漫画ですね。

でもちょいちょい魔法要素でてきますよ

詳しくはネタバレなので書きませんが「夜以外は体が動物に変化するチョコレート」「二礼二拍一礼するとボロ屋敷からカフェになる魔法」「空飛ぶクジラ」「浜辺をまもる生物」などなど、魔法絡みの話もあり、ありふれた日常話が多い分、普段触れることのできない世界が出てくるとそのギャップに驚きますね。

そういえば、「箒で空を飛んだり」「魔法陣で移動したり」っていうのは、結構な頻度で使われていますね!特に主人公の姉は魔法陣でいろんな国へ移動しているので出入国管理法って大丈夫なんやろか・・・とか思ってしまいます。

アニメが非常によくできているので、ぜひ見て欲しい

私もアニメを見て知ったのですが、アニメがとても面白いですね。

原作の良さをよく理解した上で、ギャグパートや日常パートをうまく描き分けているので、漫画を見た後でも違和感なく自然と見ることができます。

漫画内の吹き出しにいれていない小さなセリフもうまい具合に映像に入れているのもなかなかセンスいいですね。

さいごに

漫画のスクリーンショットを張りながら面白いところを1つ1つ紹介していきたいところですが、なかなか難しいところなので、実際のストーリーは購入して楽しんでもらえればと思います。

絵柄も萌え系ではなく、もう少し一般的な感じのキャラクターで描かれているので、そういった感じが苦手な方でも楽しく読めると思いますよ