気になる下っ腹の脂肪が落ちるのは最後の最後なので簡単に痩せない。楽してお腹だけ痩せることは出来ないですよ。

去年の11月末からダイエットを行っていて、10kg以上痩せました。（身長170cm、78kg→65kg）

太ってしまっていたので正常な体重に戻ったというのが感覚としては正しいのですが、10kg以上のダイエットに成功すると周りからダイエットや筋トレに関して相談を受けることが多くなりました。

今回はそんなよくある疑問にお答えしたいと思います。

だらしないお腹をどうにかしたいんですがどうすればいいですか？ & 体重は順調に落ちてきてるんですがお腹がなかなか落ちません。。どうやってますか？

結論から言うと、タイトルの通り「お腹の脂肪が減った」「脂肪が落ちたな」と感じれるぐらいまでになるのはかなりの時間がかかります。

現在の状態によりますが、数週間ではかなり難しいと思っていたほうがいいでしょう。

またお腹だけの脂肪を落とすというのは無理なので基本的に食事管理でのダイエット+可能であれば筋トレや運動を行っていくことが大事になってきます。

人体の構造上腹部は末端部位に比べて可動域が狭いため、大きく動かしたり激しい運動をすることが難しいです。

また、大腸や小腸は、肺や心臓のように骨で外界から守られていないので、代わりに脂肪をつけてまわりを保護している役割もあると考えられるため、構造的に脂肪がつきやすくなっています。

なので基本的に脂肪が他の部位に比べてつきやすく、腹部を守るために必要なものとしての機能も担っているため腹部の脂肪はかなり落ちづらいとなっています。

もちろん体脂肪を落としていければ基本的に腹部も合わせて落ちていくのですが、体感的に腹部の脂肪量は他に比べて桁違いに多いので、腹部の脂肪が最後まで残ってしまうという形になります。

これはこのブログで何度か書いていますが、部分痩せで脂肪を落とすのは美容整形外科出ない限り不可能だと思ってください。

よく、筋トレで脚や腕を細くするといった情報や動画がありますが、これはその部分の脂肪が落ちたわけではなく、全体的に脂肪が落ちた or 筋肉が以前よりもつくことによって見た目的には少しスリムに見えるようになったということなので、そのあたりを間違えないようにしてください。

男性はもちろん、女性でも一定数腹筋の割れ目を出したいという方がいますが、これも脂肪を減らしていくことも大事です。

この記事では腹筋運動の非効率さを解説していますが、腹直筋（腹筋）そこまで大きくなりにくい筋肉となっているので、かなり頑張らないと腹筋は大きくならないし、腹筋の上にある脂肪が多いとそもそも割れ目が見えてこないという現象になってしまいます。

またよくある腹筋運動は実は腹直筋（腹筋）に聞いてないですよ、というのがあまり知られていない事実です。

まずは体脂肪を落とすことが重要で、そこから（もしくは一緒に）適切な腹直筋のトレーニングをしていき長いスパンで筋肉を大きくしていることが大事になってきます。

あと2ヶ月も経たないうちに夏になるので、海やBBQなどで肌の露出が多くなる季節だと思います。

海に行かないにしても服装は薄着が多くなってくるのでぽっこりお腹が気になってくる人も多いと思います。

正しい知識と継続的な食事管理で憧れの体を目指しましょう。

それでは以上です。