ダイエットには「運動」よりも「食事制限」が大事。痩せるためにジムで走っている人は時間を無駄にしている。

去年の11月末からダイエットを行っていて、10kg以上痩せました。（身長170cm、78kg→65kg）

太ってしまっていたので正常な体重に戻ったというのが感覚としては正しいのですが、10kg以上のダイエットに成功すると周りから「痩せたいんだけど運動と食事制限どっちをしたらいいの？」という相談をよく受けるようになりました。

そんな疑問にお答えしたいと思います。

ダイエットをしたいんだけど「運動」と「食事制限」ってどっちがいいの？

先に答えると、食事制限が大事です。

どのぐらい大事かというと個人的には8割以上の割合で食事のほうが大事です。

その理由について解説していきます。

この場合のコストは主に時間です。

例えばダイエットのために毎日30分ジョギングをする場合、計算の仕方によりますが200kcal前後のカロリーを消費します。

30分のジョギングというとまあまあな運動時間なので毎日やるとなると時間の確保やジョギング用のウェアやシューズなど準備も必要になります。

そして200kcalを食事に換算するとだいたいご飯（白米）150gぐらいのカロリーしか消費できません。ご飯150gという大体茶碗一杯分ぐらいなので、毎日30分のジョギングでは茶碗一杯分のご飯の量ずつしかカロリーを消費できないのでとてもコスパが悪いです。

どっちもやるのがいいですが、運動では消費できるカロリーが労力の割に少ないので消費するにはかなりの時間をジョギングに費やす必要があります。

僕も以前に何度かダイエットを行ったときに食事制限を行わず運動で痩せようと試みたことがありますが、あまり効果がなかったのとこんなに運動しているのに痩せないという精神的なダメージのほうが大きかったです。

痩せるようになるには「消費カロリー > 摂取カロリー」の状態になってないといけないです。

①に書いたように運動でのカロリー消費量が思っているより少ないので、それより多く食べているとなかなか痩せません。ちなみに消費量の多い水泳でさえ350kcal前後ぐらいなのでジョギングよりは消費量が多いですがそこまで大きな差はありません。

なので食べるようが多い状態で食事を変えていないと運動しても効果が薄いです。

この話題をすると「運動だけで痩せた人もいるから運動のほうがいいのでは？」という意見をもらうことがあります。

確かに食事をほとんど変えずに運動だけで痩せた人はいますが、結構な確率でスポーツ選手、スポーツインストラクター、ハードな肉体労働の環境にいる人など日常的に体を動かす必要がある人で、人によっては何時間も運動している人だったりします。

同じような環境にいれば食事を変えずに体重を減らせることもできますが、それは無理だと思うので運動だけで痩せようとするのはかなりの時間を無駄にしてしまします。

例えば1日3食の食事を毎日食べている場合、1食あたりの食事を100kcal減らしてみると1日で300kcalとなり1ヶ月で合計9000kcalになります。

脂肪1kgを減らすのに約7200kcalが必要と言われているので、1食100kcalを減らしていくだけで1ヶ月以内で1kg痩せれる計算になります。（もちろん機械みたいに正確ではないので多少の誤差と個人差はあります）

①で書いたような30分のジョギングの場合、脂肪1kgを減らすのには1ヶ月以上かかってしまいます。

毎回の食事を100kcalずつ減らしていくのと、毎日30分ジョギングするのどちらが続けられそうかというと、食事を変えていったほうが継続しやすいですよね。

デスクワークなどの人はオフィスにコーヒーや自動販売機などある場合も少なくないとおもいますが、ミルクや砂糖入りのコーヒーをガブガブ飲んでいたりするとそれが痩せない原因の1つになっていたりします。

僕もミルク入のコーヒーはよく飲んでいたのでなかなか控えるのが難しかったですが、飲み物からの摂取カロリーもできるだけなくしたほうが良いのでできるだけ水を飲むかブラックのコーヒーを飲むようにしましょう。

またスポーツドリングも結構なカロリーを含んでいるので、運動後でなければ控えるのがベストです。

だんだんと気温も上がってきているので、そろそろ夏に向けてダイエットを始める人が多くなってくる季節になりました。

この記事を読んでいるアナタもダイエット始めたいけど運動と食事どっちを頑張ればいいのか分からなかったり、思うように体重が減らなかったりしているのではないでしょうか。

僕自身もダイエットの知識がない状態でなかなか体重の変化が起きずにヘコんでいた時期もありましたが、食事を変えることで確実に痩せるようになりました。

もう4月なので夏までにガッツリ体重を減らすのは相当な努力が必要ですが、効率の良いやり方でダイエット成功させていきましょう。

では、以上です。